MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数) Maxima入門 Maximaのインストールから簡単な数式、グラフ作成まで

MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)

 数式処理ソフトMaxima(マキシマ)でGnuplotを使い、媒介変数の2次元グラフを作成する方法について説明します。

MaximaのGnuplotによるグラフ作成
MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)


 Maxima(マキシマ)でGnuplotを使い、数学の媒介変数の2次元グラフを作成する方法を紹介します。

演算 Maxima
媒介変数の2次元グラフ

plot2d( [parametric, xの媒介変数x(t), yの媒介変数y(t) ],

[ 変数t, tの下限, tの上限 ], [ nticks, グラフの分割数 ] )


媒介変数で表わされるpg11-4.gifと、pg11-5.gifをGnuplotで2次元グラフ表示してみます。


pg11-1.jpg



pg11-4.gifのグラフは下のようになります。

MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)



pg11-5.gifは下のようになります。


MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)


なお、nticksの分割数を大きな数にするほどグラフが滑らかに表示されます。




pg11-6.gifpg11-7.gifの媒介変数のグラフも作成してみます。



Maximaでの記述は次のとおりです。


pg11-8.jpg



pg11-6.gifのグラフは下記です。


MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)



pg11-7.gifは、外サイクロイドの一種であるカージオイド(Cardioid)は心臓形とも呼ばれるように、下のように心臓のような形をしています。


MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(媒介変数)



半径の等しい外接円が描く点の軌跡です。