Maximaによるプログラミング
Maximaの反復文(for文、while文)
Maxima(マキシマ)で、少し複雑な処理をするには、for文やwhile文の反復文が必要となります。
簡単なプログラムで反復文を学びましょう。
反復文(for文)
演算
Maxima
for カウンタ変数 : 初期値 step 増分 thru 終値 do( 処理 )
反復文(while文)
for カウンタ変数 : 初期値 step 増分 while 条件文 do( 処理 )
反復文には、for文とwhile文があります。
for文では、カウンタ変数の初期値からはじめて、増分を加えて、終値に達するまで処理を反復して行います。
while文では、カウンタ変数の初期値からはじめて、条件文を満たす限り、処理を繰り返し行います。
実際の使い方を見てみます。
増分を記述しないと、+1の増分となります。
なお、条件式の演算子は次のようなものが用いられます。
aとbが等しい
条件式
Maxima
a=b
aとbが等しくない
a#b
aがbより大きい
a>b
aがbより小さい
a<b
aがb以上
a>=b
aがb以下
a<=b
条件文1 かつ 条件文2
条件文1 and 条件文2
条件文1 または 条件文2
条件文1 or 条件文2
条件式を組み合わせることで、複雑なプログラミングも可能となります。