Maximaのグラフ保存 Maxima入門 Maximaのインストールから簡単な数式、グラフ作成まで

Maximaのグラフ保存

 数式処理ソフトMaxima(マキシマ)で描いたグラフを保存する方法について説明します。自動化すると、複数のグラフも簡単に保存できます。

Maximaによるプログラミング
Maximaのグラフ保存



 Maxima(マキシマ)で描いたグラフを保存する方法について説明します。

反復文(for文)を使って自動化すると、複数のグラフも簡単に保存できます。


演算 Maxima
グラフの保存

plot2d( 関数f(x), [x,x下限,x上限], [y,y下限,y上限],

[plot_format,gnuplot], [gnuplot_term, ps], 

[gnuplot_out_file, "ファイルの出力先/ファイル名.eps"])$

文字列の結合(文字列aと文字列bの結合) concat("文字列a","文字列b")



plot2dやplot3dで、特にオプションを設定しなかったらGnuplotでグラフが描けます。

このGnuplotで描かれたグラフを、ファイル名をつけて保存するには、[gnuplot_out_file,"ファイルの出力先フォルダ/ファイル名.eps"]オプションで指定します。


pg16-1.jpg



1つ目の式は、普通に下のようにGnuplotでグラフを出力したものです。

7plot3d_2.jpg



2つ目の式では、CドライブのMaximaフォルダにplot3d.epsというファイル名で、グラフを保存しました。



3つ目の式では、sin関数を少しずつx軸方向に動かしていったときに、その都度、グラフをファイル名「a1.eps」、「a2.eps」・・・で保存したものです。


7plot2d_1.gif



for文で反復文で、グラフ移動とファイル名変更をしています。

concat()で文字列の結合して、ファイル名をその都度変えています。

このように11個のグラフをつなげて、Gifアニメにしたものが上のグラフです。