Maximaによる数式処理 Maximaのテイラー展開
Maxima(マキシマ)における数学のテイラー展開(Taylor展開)を紹介します。
Maximaにおけるテイラー展開の演算を示します。
演算
Maxima
テイラー展開
taylor( 関数f(x), 変数x, 展開の中心a, 近似する次数n)
では、テーラー展開を使ってみます。
なお、1つ目の式のproduct()は総乗(総積)で、2つ目の式で計算式が分かります。
演算
Maxima
総乗(総積)Π
product( 数式f(k), 添字k, 初期値a, 終値n )
3つ目の式は、x=aまわりで3次までテイラー展開をしています。
5つ目の式は、4つ目で定義した関数g(x)のx=0まわりの9次までのテーラー展開です。
x=0まわりのテーラー展開は、特にマクローリン展開のことです。