MaximaのGnuplotによるグラフ作成
MaximaのGnuplotによる3次元グラフ(陰関数)
Maxima(マキシマ)でGnuplotを使い、陰関数の3次元グラフを作成する方法について説明します。
Maximaで陰関数の3次元グラフを描く演算子を次に示します。
実際にマキシマで、陰関数の数式を3次元グラフィック表示してみます。
3次元の陰関数をグラフ表示するには、まずdrawパッケージを load(draw)$ で読み込みます。
2つ目の式は、ワイヤーフレームで数式を3次元表示するものです。
3つ目の式では、2つ目の式に enhanced3d = true を加えて、陰面処理を行って、3次元グラフを作成しています。
球が分かりやすく描かれました。
4つ目の数式は、次のように出力されます。
5つ目の数式では、下のように下水管の継ぎ目のような形になるのが3次元のグラフから分かります。
6つ目の式は長いですが、とても興味深い形で、中心に核をもった細胞のような形の3次元グラフとなります。
このようにMaxima(マキシマ)でGnuplotを用いることで、陰関数の3次元グラフも簡単に表示することができます。