MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(陽関数) Maxima入門 Maximaのインストールから簡単な数式、グラフ作成まで

MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(陽関数)

 数式処理ソフトMaxima(マキシマ)でGnuplotを使い、陽関数の2次元グラフを作成する方法について説明します。

MaximaのGnuplotによるグラフ作成
MaximaのGnuplotによる2次元グラフ(陽関数)


 数式処理ソフトMaxima(マキシマ)では、グラフィック表示を可能とするGnuplotを利用できます。


ここでは、MaximaからGnuplotを用いて、陽関数の2次元グラフを出力する演算子を示します。


演算 Maxima
陽関数の2次元グラフ plot2d( 陽関数f(x), [ x, xの下限, xの上限])



では、陽関数pg9-1.gifpg9-2.gifをそれぞれ2次元グラフで出力してみます。


pg9-7.jpg



陽関数の2次式pg9-1.gifは、Gnuplotで、次のようにグラフィックされます。


pg9-4.jpg



陽関数pg9-2.gifは、次のようにグラフ作成されます。


pg9-5.jpg





さらに、グラフを同時に表示させるには、Maximaでは[数式f(x), 数式g(x),… ]に記述します。


演算 Maxima
陽関数の2次元グラフ plot2d( [陽関数f(x), 陽関数g(x), …], [ x, xの下限, xの上限])



では、6つの陽関数pg9-3.gifを同じグラフ上で、グラフ表示してみます。


pg9-8.jpg



Maximaではこのように記述すると、次のようなグラフがGnuplotで作成されます。


pg9-6.jpg